合同会社アンドエス代表で、放課後等デイサービス カララ、カララ寿町2事業所運営している安藤です。

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前回は、初めての福祉の仕事〜最初の職場を退職するまでのお話でした。

初めての福祉の仕事:学びと気づきの日々

生活介護事業所での学び

新天地・三島市に移り住んだ後、私は沼津市の大きな法人に就職しました。この法人では、生活介護、入所、放課後等デイサービスの3つの事業所で働きました。

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予想外の配属と新たな挑戦

この法人に就職しようと決めたきっかけは児童の施設があったからでした。しかし、配属されたのは生活介護事業所。ここは、成人の障がいを持たれた方が日中通う施設です。予想外の展開でしたが、結果的にはこの経験が私の支援者としての成長に大きく寄与することになりました。

特に、自閉症の方が中心のグループでの活動は、多くの学びをもたらしてくれました。

突然の責任と成長の機会

配属されて1ヶ月も経たないうちに、ペアで活動していた先輩職員がぎっくり腰で倒れ、突如として現場の中心となって活動を回さなければならなくなりました。最初は焦りと困惑でいっぱいでしたが、振り返ってみると、この経験が私に様々な工夫と創意を生み出す機会を与えてくれました。

固定観念を覆す支援の実践

事例1:カレンダーによる予定管理の改善

ある利用者の方は、毎月のカレンダーに自分で行きたい場所を書き込み、その通りにならないと自傷行為に及ぶことがありました。当初は「この方はそういう方だから」と職員から言われていて、大雨の中など、天候に関わらず予定通りに行動せざるを得ないと考えられていました。

しかし、私は疑問を感じ、試しにこちらで事前に出かける場所を記入してみることにしました。驚いたことに、その方はしばらくスケジュールを確認したのち、特に怒ることなく受け入れてくれたのです。この成功をきっかけに、徐々にスケジュール管理の方法を改善していきました。