合同会社アンドエス代表で、放課後等デイサービス カララ、カララ寿町2事業所運営している安藤です。
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前回は、システムエンジニアを目指していた私が、なぜ福祉の道に進もうと思ったのかというお話でした。
大学卒業後、私は児童デイサービス(後の放課後等デイサービス)の施設に就職しました。それは、私の福祉の世界での本格的なスタートでした。
アルバイトでの福祉の経験しかなかった私にとって、正社員として福祉の仕事に就くことは大きなチャレンジでした。児童デイサービスと放課後等デイサービスの制度の違いもよく分からないまま、子どもたちとの日々が始まりました。
正社員として働くにあたって、福祉について体系的に学ぶ必要性を強く感じました。そこで、情報科の大学を卒業したばかりの私は、今度は通信制の福祉大学に3年次編入で入学。社会福祉士の資格取得を目指し始めました。
甘えも多分にありますが、仕事と学業の両立は想像以上に大変で、2年で終わるはずの課程を6年もかけて修了することになりました。社会福祉士の資格を取ったのは卒業から3年後。。。
経験不足を補うため、当時の施設長の考え方や行動を熱心に学び、真似ていきました。今思えば、その考え方を絶対的に正しいと信じていた自分の姿勢には危うさもありましたが、それが当時の私にとっての学びの形でした。
片道1時間半という長い通勤時間も、子どもたちとの関わりが楽しくて苦になりませんでした。その道中で聴いた2000年代のUKロック(the Libertines、Arctic Monkeys、Museなど)は、今でも私の大切な思い出です。また、どこかで語らせて下さいw
しかし、給与が低いという課題があり、実家暮らしでなければ続けられなかったかもしれません。好きな仕事だからこそ、この現実との折り合いをつけることに苦心しました。
最終的に、結婚して新天地に行くという個人的な理由で退社することになりました。新天地・三島市への移動を決意し、愛着のあった職場を去ることになりました。